RPA・自動化に関するお役立ち情報

国内シェアの多いRPAツールの特徴と選び方のポイントを解説

現在、日本国内におけるRPAの浸透率は「企業全体では38%」「大手企業に限定すると51%」の割合で市場規模が広がっているとされています。(※MM総研「RPA国内利用動向調査2020」)

さらに導入検討中を加えると、全体では約75%もの企業がRPAツールの利用価値を見出しています。

そのなかで、国内シェアの多いRPAツールはいくつかに限定されているのも事実です。

この記事では、国内シェアをもとに主流なRPAツールの特徴をピックアップしてご紹介します。また、国内シェア以外に着目してRPAツールを選ぶポイントについても解説しますので、あわせてご参照ください。

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 1.国内シェアの多い主なRPAツール

1.国内シェアの多い主なRPAツール

2020年時点で半数以上の国内大手企業が導入しているRPAツールは、業務効率化に大きく貢献するソフトウェアです。RPAの国内シェアは年々高まりつつあり、ツールの導入成否によって、業務の生産性や競合他社との差が大きく開くのは間違いないでしょう。

ここでは、年々利用率が高まっているRPAツールのなかでも、国内シェアを獲得している主流のRPAツールをご紹介します。

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 1-1.WinActor

NTTデータの国産RPAツールとして知られている「WinActor(ウィンアクター)」は、高い国内シェアを獲得しているソフトウェアのひとつです。デスクトップ型RPAツールとしてさまざまな業務の自動化に適しており、スポット採用がしやすいのもメリットです。

Office製品(Word、Excel等)の自動化や、ワークフロー、個別システムなどさまざまなシーンで活用しやすくなっています。よくある操作の自動化をまとめたライブラリが400種以上存在しており、設定の手間がかかりにくいのも特徴のひとつ。

また、全体を一括で管理できる専用ツール「WinDirector(サーバー型)」も登場しており、各RPAツールを管理しやすいメリットもあります。

参考価格:フル機能版で約90万円/年、実行版で約25万円/年

 1-2.UiPath

国内シェアの半数を獲得しているRPAツール「UiPath(ユーアイパス)」は、世界3大RPAソフトとしても知られている有数のRPAツールです。国内シェアだけでなく世界中でも活用されており、多くの業務効率化に貢献してくれます。

RPAツールとして特徴的な機能は、ドラッグ&ドロップのマウス操作だけで作業を自動化しやすい点です。ITツールに不慣れな人でも効率化に取り組みやすくなるほか、「UiPath Studio」「Orchestrator」など管理・制御ツールが充実しているのも特徴のひとつ。

小規模から大規模導入まで、幅広いニーズを満たしやすいRPAツールに仕上がっています。

参考価格:要問い合わせ。Studioなどの組み合わせで約50~80万円/年

 1-3.BizRobo!

国内シェアを獲得しているRPAツールのなかでも、「BizRobo!(ビズロボ)」はRPAのシステムが浸透する前から取り組んできた実績があります。国内2,000社以上に導入されており、自動化規模に応じた豊富なラインナップが揃えられているのも特徴です。

小規模向けの「BizRobo! mini」、エンタープライズ向けの「BizRobo! Basic」、AIを活用した文字認識技術搭載の「BizRobo! OCR」など、自社の状況に合わせて必要なツールを選択しやすくなっています。

同時実行台数は1台に制限されているものの、「BizRobo! Basic」はRPA化に伴うロボット作成に制限がないため、1ライセンスのコストで多くの作業を自動化しやすいのもメリットです。

参考価格:「BizRobo! mini」は約90万円/年、「BizRobo! Basic」は約720万円/年、「BizRobo! OCR」は約36万円/年

 2.国内シェア以外のRPAツール選びのポイント

2.国内シェア以外のRPAツール選びのポイント

RPAツールの国内シェアを占めているソフトは「WinActor」「UiPath」「BizRobo!」などがあげられます。とはいえ、すべてのツールが自社の状況に合っているとは限りません。

「大手のRPAツールなら安心」と思っていても、多くのユーザーをカバーしているため、自社の細かいニーズに対応できない可能性もあります。

そのため、RPAツールを選ぶときは、国内シェア以外の要素に目を向けてみるのもポイントです。ここでは、国内シェア以外のRPAツールを選ぶポイントについて解説します。

 2-1.自社のニーズに合う機能があるかチェックする

RPAツールを導入するときは、自社のニーズに合う機能があるかどうかチェックするのは非常に重要です。たとえば、多くのRPAツールは単純作業を自動化できるものの、「請求書の読み取り&自動転記」は文字認識技術(OCR)と連携したシステムでなければ難しいのも事実です。

また「クラウド型RPAツール」は導入のしやすさがメリットな一方で、ブラウザ操作の自動化に留まり、自社のオンプレシステムと連携した業務のRPA化は実現が難しいケースも。

そのため、RPAツールを導入するときは国内シェアだけでなく、「自社がどのような業務を自動化したいのか」「導入予定のシステムで業務をRPA化できるのか」を振り返ってみることが大切です。

ココがポイント


RPAの導入を成功させるポイントは、効率化させる業務の可視化と適したシステムの導入が大切

 2-2.使いやすいRPAツールを選ぶ

RPAツールの導入で失敗する要因のひとつに、「うまく活用できないシステムの導入」があげられます。国内シェアが高いRPAツールだからといって、自社の従業員がスピーディに取り入れられるとは限りません。場合によっては、一定のスキルを持ったサポート対応が必要なケースもあります。

RPAは、導入すれば業務の効率化を実現できる魔法のツールではありません。業務を効率化するために導入したRPAツールも、現場の担当者から敬遠されてしまえば肝心の自動化が実現できず、導入コストだけがかさんでしまう事例も。

そのため、自社の状況に合わせて使いやすいRPAツールを選ぶのがベストです。シンプル操作で導入しやすいRPAツールを探してみたり、ベンダーのサポート力が豊富なRPAツールを探してみたりすると、導入前後のトラブルを避けやすくなります。

 2-3.導入コストを確認する

RPAツールを導入するときは、導入・運用コストもしっかりとチェックしましょう。国内シェアを獲得しているRPAツールのほとんどは、月/年のランニングコストが掛かります。

初期のコストは安く抑えられたと思っていても、日々の運用で徐々にコストが負担になってしまう可能性があるのも事実です。導入前に思い描いていたような業務効率化のメリットを得られていなければ、ランニングコストが重くのしかかってしまいます。

また、「そもそもシステムをうまく運用できるか」「社員へ浸透するか」といった心配事も少なくないでしょう。そのようなときは、無償版や体験版、導入コストの安いRPAツールなどを採用して、自社の業務効率化を実現できるかどうか試してみるのがベストです。

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オーダーメイドRPAツールRaBit

 3.業務自動化にはオーダーメイドRPA制作サービス「RaBit」もおすすめ

3.業務自動化にはオーダーメイドRPA制作サービス「RaBit」もおすすめ

「国内シェアの高いRPAツールなら間違いない」と考えてしまう人も少なくありません。実際にはRPAツールには3つの段階(クラス)があり、国内シェアの高い業務効率化を実現しているツールのほとんどは「クラス1~2」に留まっています。

言い換えれば、RPAツールの多くは同様の仕組みを搭載しているため、どのようなツールでも似たような業務効率化を実現することが可能です。

特に、「自社の業務効率化をスピーディに実現したい」といった場合は、オーダーメイドでRPAツールを制作できる「RaBit」をご検討ください。

 3-1.自社に必要なRPAを設計から導入、運用までサポート

オーダーメイドRPA制作サービス「RaBit」なら、自社に必要なRPAの機能を設計段階からご相談いただけます。プロが徹底的にヒアリングした要件定義をもとに、設計、実装、導入、運用、その後のフォローまでワンストップで提供することが可能です。

「どのような業務を自動化したいのか」をご相談いただければ、プロがRPA化に適しているかどうか判断するため、導入後に「うまく自動化できない…」といったトラブルが発生する心配も一切ありません。

開発・実装・導入といった手間もプロが対応するため、お客様は「自動化したい作業」を声がけいただくのみでRPA化を実現できます。

 3-2.経験豊富なプロによるサポート体制も充実

「RaBit」は、経験豊富なプロが対応できるサポート体制を充実させています。運用中にトラブルがあっても、深い知見を持ったプロがスピーディかつ正確に対応するため、迅速な問題解決を実現できます。

さらに、RPAの導入に関するノウハウを積み重ねたプロが在籍しているのも特徴です。お客様のご相談をもとに、最適なRPA化をご提案させていただきます。

経験豊富なプロがトラブルを最小限に抑えて業務の効率化をサポートするため、自社のIT人材不足に不安を覚えている方もぜひお気軽にご相談ください。

ココがポイント


RaBitなら優れたサポート力で一人ひとりの顧客様に沿った最適な導入プランを提案できる

 3-3.低コストで導入・運用できる

オーダーメイドRPA制作サービス「RaBit」は、低コストで導入・運用できる優れたコストパフォーマンスも特徴です。国内シェアの高いRPAツールは年額80万円前後掛かるソフトウェアが多いなか、「RaBit」なら初期費用66,000円、月額10,450円からご利用いただけます。

年額に直せば125,400円と、国内シェアトップのRPAツールに比べて年間60~80万円前後ものコストを浮かせられる計算です。

導入しやすい価格でプロが徹底的にサポートするため、「まずはRPAがどういうものか試してみたい」「自社でも正しく運用できるか不安」といった方は、ぜひオーダーメイドRPA制作サービス「RaBit」をお試しください。

 4.まとめ

4.まとめ

RPAは国内でもシェアが広まりつつあり、2020年時点で7割以上の企業が導入・導入を検討中と幅広い業務シーンに活用されていることがわかります。なかでも、国内シェアでは一部のRPAツールが人気を集めており、「WinActor」「UiPath」「BizRobo!」といったソフトウェアが多く活用されています。

とはいえ、人気のRPAツールが自社の状況に適しているとは限らないのも事実です。特に大手のRPAツールは年間のコストが100万円近くまで掛かるタイプもあり、「費用対効果が出るか心配」「正しく導入できるかわからない」「RPA化に適した業務を知らない」といった方にとって、コスト面が導入を足踏みしてしまう要因になっているかもしれません。

そのようなときは、ぜひオーダーメイドRPA制作サービス「RaBit」をご利用ください。プロが徹底したヒアリングから開発・実装・導入・運用サポートまで行うため、導入のやり方に不安を覚えている方も安心してご利用いただけます。

さらに、初期費用66,000円、月々10,450円からご利用いただけるため、低コストで導入しやすいのも特徴のひとつ。大手のRPAツールにはない「自動化したいこと」を伝えていただくだけでシステムを完成させるため、RPAツールの専門知識を持たずとも導入していただけるメリットがあります。

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