近年、さまざまなシーンで導入が進んでいるRPA(Robotic Process Automation)ですが、各ツールの違いのみに着目している人が多くなっています。実際には、RPAツールのベンダーによって、提供されているサポートの範囲も大きく異なります。
自社に合ったシステムだけでなく、RPAツールのベンダーについてもチェックすることが大切です。
この記事では、RPAツールの主要なベンダーと、選び方のポイントについて解説します。
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オーダーメイド型RPAツール「RaBit」は、ヒアリング・設計・開発・導入・運用までプロが一気通貫サポート。業界でも格安な料金設定と充実した支援体制で、長く安心してご利用いただけます。
1.RPAツールを提供している主なベンダー
RPAツール市場にはさまざまなソフトウェアが登場しており、システムも多種多様です。なかでも、主流とされている人気のRPAツールベンダーが存在します。
ここでは、RPAツールを提供している主なベンダーをご紹介します。
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1-1. NTT DATA|WinActor
WinActorは、国内シェアNo.1を誇るRPAツールです。「NTT DATA」が開発したツールで、国内企業に対する信頼性の高さからも選ばれやすくなっています。全国にパートナー企業があり、RPAの導入や運用をサポートしてもらえるのが特徴です。
RPAのベンダーだけでなく、NTTデータの技術認定を受けたサポーターもおり、導入後フォローも期待できます。肝心のRPAツールはプログラミング知識が不要で使えるほか、Excelやブラウザを使ったワークフローを効率化するのに役立つのもポイントです。
銀行や保険会社などの大手企業でも採用されている実績もあります。
1-2. UiPath社|UiPath
UiPathは、世界3大ソフトウェアとも言われているRPAツールです。世界的に多くの企業で導入が進められており、優れたシェア率を誇ります。RPAのベンダーであるUiPathには、ほかにも「UiPath Studio」や「Orchestrator」といった開発環境・実行機能が用意されているのもポイントです。
それぞれを有効活用すれば多機能的に拡張しやすく、幅広い業種での導入・運用実績があります。金融、製造、小売業など、さまざまな業界で活用されており、グローバルスタンダードを求める企業にも適しています。
1-3. RPAテクノロジーズ|BizRobo!
BizRobo!は、シンプルな操作性と高いカスタマイズ性を兼ね備えたRPAツールです。初心者でも扱いやすいインターフェースを持ちつつ、ノンITでも必要に応じて機能を追加できる操作性が人気を集めています。
RPAのベンダーとして専任体制のサポートを用意しており、開発やRPA推進のコツをシェアしてもらえるのも特徴のひとつ。小規模から大規模ビジネスまで、ITスキルに自信のない方でもニーズに応じてRPAツールを導入したい方におすすめのベンダーといえます。
1-4. Microsoft|Power Automate
Power Automateは、Microsoft製品との親和性が高いRPAツールです。RPAツールのベンダーであるMicrosoftには豊富なオフィスワーカー向け製品が用意されており、それらの業務フローを自動化しやすいメリットも相まって、多くの人から人気を集めています。
Office365シリーズとの連携力にも優れており、ExcelやOutlookの操作まで自動化できるのも特徴です。ほかにも、SlackやFacebookなどほかツールとの連携も行えます。普段からMicrosoft製品を主に使用している企業にとって、とても魅力的なRPAツールのベンダーだと言えるでしょう。
とはいえ、ほとんどのRPAツールはパソコンで行う多くの定型作業を自動化&連携できるため、「Power Automateだからこそできる作業」はそこまでありません。
1-5. BluePrism社|BluePrism
BluePrismは、エンタープライズ向けの高度なRPAソリューションを提供しているRPAツールベンダーです。特に大企業に向けたRPAツールを開発しており、強力なセキュリティや開発力から、大規模な業務フローを自動化するのに適しています。
金融機関を始めとする大手企業での導入実績が豊富で、トップダウン式に各部署で業務効率化を進めたい経営陣からも人気です。RPAのベンダーとしては「プロダクションサポート」や「ビジネスクリティカルサポート」などを提供しており、専門家からのサポートを受けられるのもメリットです。
2.自社に合うRPAベンダー選びのポイント
RPAツールを選ぶときは、自社に合うベンダーかどうか見比べることも大切です。ITスキルに自信があれば、豊富なサポートよりも充実したカスタマイズ性を重要視するのもひとつの選択肢といえます。
一方で、導入・運用周りで専門家のサポートを受けたい場合は、支援体制の整ったRPAベンダーを選ぶのもポイントです。
ここでは、自社に合うRPAベンダー選びのポイントについて解説します。
2-1. 自社と近い業種・業界の導入実績があるか確認する
RPAベンダーを探すときは、自社と近い業種・業界の導入実績があるかチェックすることが重要です。同業界で導入実績のあるRPAツールなら、ベンダーも業界特有の課題を把握しているケースが多くなっています。
たとえば、金融業界では特にセキュリティの課題が残っています。RPAツールへ業務自動化のためにアクセス権限を付与していると、不正アクセスされてしまったときに大きなセキュリティホールになりかねません。
そのような「考えられる課題」「ありがちなトラブル」も、同業界で導入実績のあるRPAベンダーならノウハウを培っている傾向にあります。同業種で導入実績があれば、安心してシステムを導入しやすくなるといえるでしょう。
ココがポイント
RPAのベンダーが公開している「導入事例」などをチェックすると実績を把握しやすい
2-2. 費用対効果の高さを比較する
RPAツールのベンダーを探すときは、費用対効果の高さを比較するのもポイントです。RPAツールは導入費用だけでなく、継続的なメンテナンスなどのコストも発生します。それらのコスト面を踏まえながら、導入によるコスト削減効果のチェックをおすすめします。
RPAツールのベンダーによっては、導入の初期費用が安くなっている一方で、後々のサポート費用・コンサル費用が高額な事例も。長期的な視点を踏まえて、RPAツールやベンダーにおける費用対効果を見極めることが重要です。
2-3. 受けられるサポートの内容を比較する
自社に合うRPAツールのベンダーを探しているときは、受けられるサポート内容の違いをチェックするのをおすすめします。RPAの導入は技術だけでなく、業務プロセスの見直しから運用段階の微調整が必要不可欠です。
そのため、運用後のトラブルやアップデート対応に不安な気持ちを抱えている方は、長期的なサポートが期待できるRPAベンダーをおすすめします。たとえば、RPAツールのベンダー「RaBit」などは、専任の担当者が要件定義から開発・導入までワンストップで行うため、希望のシステムを導入しやすくなっています。
3.サポート体制と機能の柔軟性を重視するなら「RaBit」がおすすめ
RPAツールだけでなく、ベンダーのサポート体制や機能の柔軟性を重視するなら「RaBit」がおすすめです。オーダーメイドRPAツール「RaBit」なら、開発段階から細かい要件定義をヒアリングしたうえで、会社一つひとつの状況に見合ったシステムをご利用いただけます。
ここでは、「RaBit」とはなにか、特徴やメリットをご紹介します。
3-1. ヒアリングから実装、導入までベンダーが一貫して対応
「RaBit」は、ヒアリングから実装、導入までベンダー側が一貫して対応するRPAツールです。専任の担当者がお客様のニーズを掘り下げ、業務にマッチした最適なRPA導入をサポートします。
初期のヒアリングで具体的な業務フローを把握した後、それに基づいたツールをご提供するため、「RPAツールの開発やシステム周りの最適化」といった手間をおかけすることもありません。
完全オーダーメイドでRPAツールを制作するサービス「RaBit」なら、プロがヒアリングから初期設定、導入までさまざまな手間を代行いたします。
3-2. 知識・経験が豊富な担当者によるサポート体制
「RaBit」は、知識・経験が豊富な担当者によるサポート体制を整えているRPAベンダーです。RPAの専門知識を有するプロがワンストップで対応するため、お客様ご自身でRPAをメンテナンスしていただく必要もございません。
また、RPAツールの導入後も手厚いサポートを行っております。フリーダイアルからいつでもお問い合わせいただけるため、「RaBit」なら万が一のシステムトラブルも、スピーディに対応できるサポート体制が特徴です。
また、機能のアップデート対応や、既存業務フローの見直しにおけるRPAのメンテナンスなど、ご相談いただいた細かいニーズも対応いたします。
3-3. 自社に必要なRPAを低コストで導入できる
オーダーメイドRPAツール「RaBit」は、優れたコストパフォーマンスも特徴のひとつです。「RaBit」の導入は初期費用が66,000円、月々の運用コストは10,450円の低コストから業務をRPA化できるため、幅広い事業者様にご利用いただいております。
プロが会社ごとにカスタマイズしたRPAツールを低コストでご利用いただけるため、コストパフォーマンスを重視している方にもおすすめです。導入・運用コストを安く抑えられた結果、コスト削減効果を最大限享受しやすいのもメリットといえます。
まとめ
RPAツールはいずれもパソコンを使った定型業務の自動化に適しています。ひとたび定型業務をRPA化すれば作業品質の均一化やヒューマンエラーの減少、コストカットなどさまざまなメリットが得られます。
とはいえ、ツールのシステム性が似通っている一方で、すべてのRPAベンダーが同じサポートを提供している訳ではありません。RPAのベンダーによってサポート力は大きく異なるため、自社のITスキルやツールの導入に不安をお抱えの方は、サポート力に優れたRPAベンダーを選ぶのが大切です。
そのときは、ぜひオーダーメイドRPAツール「RaBit」をご利用ください。プロが要件定義のヒアリングから開発、導入、運用サポートまで対応するため、どのようなシーンでも安心してご利用いただけます。