RPA・自動化に関するお役立ち情報

RPAクラス2(EPA)とは?AIとの連携で非定型業務を自動化し、業務効率化を実現

近年、RPAは単なる定型作業の自動化ツールから、より高度な業務改革を支える仕組みへと進化を遂げています。特にAIとの連携により、従来のRPAでは難しかった非提携業務の自動化が可能になり、企業の業務効率化に新たな可能性が広がっています。

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 1.RPAの進化:クラス2(EPA)の概要

こうした進化を理解するうえで重要なのが、「RPAのクラス分類」です。RPAは、業務自動化のレベルに応じてクラス1からクラス3まで分類されます。

クラス1(RPA:Robotic Process Automation)は定型業務の自動化に特化していますが、クラス2(EPA:Enhanced Process Automation)は、AI技術を組み合わせることで一部の非定型業務も自動化可能となります。さらにその先にあるクラス3(CA:Cognitive Automation)では、AIが自ら学び判断することで、高度な非定型業務や意思決定を要する業務も自動化できるようになります。クラス2以降は、AI技術と組み合わせることで、より複雑な業務プロセスの効率化が期待できます。今回はクラス2について紹介していきます。

 2.クラス2(EPA)の特徴

  • AIとの連携:自然言語処理や画像認識などのAI技術を活用し、非定型データの処理が可能になります。
  • 非定型業務の自動化:定型業務に加え、判断や解析を必要とする業務も自動化の対象となります。
  • 業務範囲の拡大:クラス1では対応できなかった業務領域にも対応可能となり、業務全体の効率化が進みます。

このようにクラス2(EPA)は、AIの活用により判断を伴う業務にも対応でき、定型業務の枠を超えた高度な自動化を実現できます。
それでは、より具体的な業務例を挙げてご紹介します。

 3.クラス2(EPA)で自動化できる業務例

 3-1.顧客対応業務

AIを活用すると、お客様から届くメールやチャットでの問い合わせ内容を自動で理解し、適切な回答を返すことができます。たとえば「請求書を再発行してほしい」といった依頼や「パスワードを忘れた」という問い合わせに対して、AIが内容を振り分けたり、定型的な回答を自動で送ったりするイメージです。これにより、スタッフの対応時間を減らしつつ、誰が対応しても同じ品質を保てるようになります。

 3-2.請求書や契約書の処理

紙やPDFで届いた請求書・契約書を、OCR(文字を読み取る技術)でデータ化し、システムに自動入力することができます。例えば、仕入先から届いた請求書の「金額」や「日付」「振込先情報」を自動で読み取って会計システムに反映させる、といった活用方法です。人が手作業で入力する必要がなくなるので、ヒューマンエラー抑制や処理スピードの向上が期待できます。

 3-3.データ分析とレポート作成

AIを組み合わせれば、膨大なデータから必要な情報を整理し、グラフやレポートにまとめる作業も自動化できます。たとえば「毎月の売上推移を集計してレポート化する」「アンケート結果を分析して傾向をまとめる」といった作業です。これまで時間をかけていた分析や資料作成が効率化され、担当者はより重要な判断や改善活動に時間を使えるようになります。

 4.クラス2(EPA)導入のメリットと注意点

 4-1.メリット

  • 業務効率の向上:非定型業務の自動化により、従業員はより付加価値の高い業務に集中できます。
  • エラーの削減:AIによるデータ処理は、人為的なミスを減少させ、業務の正確性を向上させます。
  • 柔軟な対応:業務内容の変更や新たな業務への対応が容易になり、業務プロセスの柔軟性が高まります。

 4-2.注意点

  • 初期導入コスト:AI技術の導入には、クラス1よりも高い初期投資が必要となる場合があります。
  • データの品質:AIの精度は、学習データの品質に依存するため、適切なデータ準備が重要です。
  • 運用体制の整備:AIとRPAの連携には、専門的な知識が求められるため、適切な運用体制の構築が必要です。

 5.クラス2(EPA)導入のステップ

 5-1.ステップ1:業務の選定

まず、非定型業務の中で自動化の対象とする業務を選びます。すべての業務がすぐに自動化できるわけではないので、特に効果が大きそうなものから始めるのがおすすめです。例えば、「回数が多い」、「時間がかかっている」「ヒューマンエラーが起こりやすい」など。こうした観点で候補を整理すると、優先順位がみえてきます。

 5-2.ステップ2:プロセスの可視化

次に選定した業務の流れを、細かく見える化していきます。最初から最後までの手順を図や表にまとめて、「どの部分をAIやRPAに任せられるか」を考えるイメージです。整理しておくと、導入後の費用対効果も確認しやすいです。

 5-3.ステップ3:ツールの選定と導入

業務内容の整理が出来たら、実際に使うAIやRPAのツールを選択します。ツールによって、得意・不得意があるので、目的に合ったものを選ぶことが大切です。必要に応じて、専門のベンダーや社内の担当部署に相談してもよいでしょう。周りのサポートを活用 することで、安心して導入進めることができます。

 5-4.ステップ4:テストと運用開始

導入後、まずはテスト運用を行いましょう。実際に使ってみると、想定外の問題が発生することもあるため、修正や改善を重ねながら精度を高めていきます。そのうえで本格的に運用を始め、定期的にメンテナンスや見直しを行っていくことで、長期的に使い続けることができます。

 6.まとめ:RPAクラス2(EPA)を見据えた業務自動化への第一歩

RPAクラス2(EPA)は、AIと組み合わせることで、これまで人が判断していたような非定型業務も自動化できる先進的な仕組みです。将来的に業務全体の効率化やDXを進めるうえで、とても心強い選択肢になります。
ただし、いきなり高度な自動化に挑戦するよりも、まずはクラス1(定型業務の自動化)から取り組むことをおすすめします。日々繰り返される定型業務を少しずつ自動化していくことで、現場の負担を減らしながら、自動化に関する知識や体制を社内で育てていくことができます。
「できるところから少しずつ」進めていくことが、結果的に成功への近道となるのです。

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