定型業務を自動化できる「RPA(Robotic Process Automation)」は、人材不足の解消や業務の効率化が期待されているツールです。
最近は大企業だけでなく、中小企業やベンチャー企業でもRPAの導入を進める企業が増加しています。
しかし、RPAソフトを導入するにあたって、以下のような悩みを抱える企業は少なくありません。
「RPAソフトを導入することで得られるメリットはなんだろう?」
「RPAソフトは、どうやって選べばいいんだろう?」
「できるだけ安く導入したいけど、無料のソフトでも大丈夫?」
せっかく業務の自動化に取り組むからには、自社に適したソフトを選んで確実な成果へと繋げたいですよね。
そこで本記事では、単純作業を98%削減できるRPAソフトを提供しているRaBitが、RPAソフトの特徴やメリット、選び方を解説します。本記事をご覧いただければ、RPAソフトの基礎知識を把握でき、自社の業務に必要なソフトが分かります。
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1.RPAソフトとは
RPA(Robotic Process Automation)は「ロボットによる業務の自動化」の意味を持つ言葉です。一般的には、パソコンで行う単純作業や定型業務を人の代わりに行うソフトウェア型のロボットを指して使われます。
RPAソフトは、パソコンやサーバーにインストールして利用します。RPAソフトでロボットを作成し、自動化したい業務の手順やルールを設定しておけば、あとはそのロボットが人の代わりに業務を行ってくれる仕組みです。
RPAソフトは海外で2015年頃から注目を集めるようになり、その後日本にも普及しました。
当初はプログラミングの知識が必要で誰でも扱えるツールではありませんでしたが、近年では専門知識がない人でも直感的に操作できるRPAソフトが増えており、あらゆる企業が導入を進めています。
ココがポイント
RPAソフトは人材不足問題を解消すると期待されているツールのひとつ
2.RPAソフトを導入するメリット
RPAソフトを導入すれば、企業はさまざまなメリットを得られます。ここでは、RPAソフトを導入する主要なメリットを4つご紹介します。
- 重要度の高い業務に集中できる
- 人的ミスの削減につながる
- 24時間・365日稼働できる
- 人件費を削減できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
2-1.重要度の高い業務に集中できる
RPAソフトは単純作業や定型業務の自動化が得意です。多くの定型業務は人の思考力や判断力をあまり必要としないため、重要度もそこまで高くありません。
RPAソフトを活用して判断力が求められない業務を自動化していけば、人はより重要度の高い業務に集中できるようになります。
たとえば、「新製品の企画・開発」「新規事業戦略の立案」「業務改善の思案」といった人にしかできない業務に積極的に取り組んでいけば、企業の生産性も大きく向上するのは間違いありません。
2-2.人的ミスの削減につながる
人が同じ作業を繰り返していると、疲れや不注意によってミスが起こりやすくなります。
お金を扱う経理部門のようにミスが許されない業務では、担当者の負担が大きくなったり、二重チェックによって業務負荷が増大したりしてしまうため、業務効率化の妨げとなっていました。
しかし、RPAソフトは人的ミスの心配がありません。あらかじめ設定した業務手順やルールに沿ってミスなく確実に業務をこなしてくれるので、業務品質の向上や効率化を実現できます。
ココがポイント
RPAソフトを使えば、ミスの発生率を大幅に削減できるため、修正に掛かる手間も大きくカットできる
2-3.24時間・365日稼働できる
RPAはソフトウェアなので、24時間・365日稼働し続けられます。
疲れてスピードが落ちたり、ミスをしたりするトラブルもないため、人が同じ業務をするよりも多くの業務量をこなせる点がメリットです。
また、夜間や休日の間にRPAソフトを稼働させておき、人が出勤した時にすぐに業務を始められるようにする、といった使い方もできます。
RPAソフトを効果的に活用すれば、業務効率を飛躍的に高められます。
2-4.人件費を削減できる
RPAソフトに業務を任せていけば、これまでその業務にかかっていた人の工数を削減できます。
さらに、RPAソフトは人よりも多くの業務量をこなせるため、これまで複数人で行っていた作業をすべてRPAソフトに置き換える業務の効率化も可能です。
RPAソフトは人件費を削減できるとともに、人材不足の解消にも役立つツールだといえます。
実際に、大手企業の事例では年間数万時間もの工数をRPAソフトによって削減しています。RPAソフトを活用したシステムの自動化は、人件費の削減だけでなく、今後の競争力にも直結する要素のひとつです。
3.RPAソフトの選び方
RPAソフトはさまざまなベンダーが提供しており、ソフトやベンダーによって特徴が異なります。
膨大な種類があるRPAソフトから、自社に適したシステムをどうやって選べばよいのか悩んでいる人もいるかもしれません。
ここではRPAソフトを選ぶ際に重要なポイントを4つご紹介します。
- どのタイプを導入するか
- 目的を達成できるか
- 日本語に対応しているか
- どのようなサポートを受けられるか
それぞれ詳しくみていきましょう。
3-1.どのタイプを導入するか
RPAソフトは、デスクトップ型・サーバー型・クラウド型の3種類に大きく分けられます。
- デスクトップ型
パソコン1台に対してRPAソフトを1つインストールするタイプで、コストを抑えて導入できます。中小企業やチームでの導入に適しています。
- サーバー型
サーバーにRPAソフトをインストールするため、大量のデータを扱ったり、複数の業務を同時進行しやすかったりと高機能なタイプです。大企業での導入に適しています。
- クラウド型
パソコンやサーバーに直接インストールせずに、インターネットを通じてRPAソフトを利用するタイプです。自動化できるのはWebブラウザ上で行う業務に限られますが、すばやく導入できてメンテナンスの手間も少なくなっています。
企業規模や予算、自動化したい業務内容によって適したタイプが異なるので、自社の希望に近いタイプのRPAソフトを選定しましょう。
3-2.目的を達成できるか
RPAソフトを選定する際は、導入する目的を達成できるソフトかどうかの精査が重要です。具体的には、次のような内容を比較検討します。
- 自動化したい業務に対応しているか
- 自社のほかのシステムと連携できるか
- 自社の属する業界・業種での導入実績が豊富か
- 実際の利用者が問題なく扱えそうか
- 十分な費用対効果を得られそうか
これらの視点でRPAソフトをみていけば、的外れなソフトを導入して業務の効率化に失敗する可能性は低くなります。最終的には無料トライアルなどを活用した実証実験をした上で、導入するシステムの決定をおすすめします。
3-3.日本語に対応しているか
RPAソフトは国内外のさまざまなベンダーが提供しています。国産のソフトであれば心配はありませんが、海外のRPAソフトは日本語に対応していない場合もあるので注意が必要です。
特に、無料で使えるフリーソフトの場合、「英語表記しかなくてまったく使い方が分からない」と頭を悩ませる人も少なくありません。
また、日本語に対応しているだけではなく、日本での導入実績が豊富でユーザー数が多いかどうかも調べておくのもポイントです。
ユーザー数が多ければそれだけ安心して利用できるほか、操作方法や使い方のコツなどの事例をインターネット上で調べやすくなるため、いざというときに役立ちます。
3-4.どのようなサポートを受けられるか
サポートの有無や充実度は、RPAソフトを選定する際に必ず確認しておきたいポイントです。
導入前後でRPAソフトのプロであるベンダーからサポートを受けられると、自社だけで導入を進めるよりも失敗する確率が大きく下がります。
サポート内容の例は次の通りです。
- 課題や要望のヒアリング
- 自動化する業務の選定
- 従業員への教育・研修
- ロボットの作成支援
- 導入後の問い合わせ対応
RPAソフトやベンダーによってサポート内容は大きく異なるので、自社がどういったサポートを受けられるかをあらかじめ確認するのをおすすめします。
ココがポイント
RPAソフトの導入で不安を抱えている場合は、導入段階から相談できるベンダーを選ぶのもポイント
4.RPAのフリーソフトを導入する際の注意点
RPAソフトの中には、無料で利用できるフリーソフトも存在します。有料のRPAソフトはコストがかかるので、フリーソフトなら無料で業務の自動化に取り組める点が大きなメリットです。
しかし、RPAのフリーソフトには次のような注意点もあります。
- すべての機能を利用できないケースがある
- サポート体制が整っていない
- 日本語に対応したソフトが少ない
フリーソフトを導入してから失敗に気付かないように、事前に学んでおきましょう。
4-1.すべての機能を利用できないケースがある
RPAのフリーソフトは、有料のソフトと比べて機能に制限を設けられている場合が多いようです。フリーソフトは有料ソフトのお試し版として提供されているケースが多く、一部の機能しか利用できない傾向にあります。
フリーソフトでも、簡単な業務は自動化できます。ただし、本格的な業務の自動化を進めるといずれは有料ソフトに切り替える必要性が出てくる恐れもあるため、そのリスクを理解しておかなければなりません。
なかには完全なフリーソフトもあるものの、機能の充実度を考えるとやはり有料ソフトの方が優れています。
個人レベルでの導入はフリーソフトでも十分かもしれませんが、企業で導入する場合は有料のRPAソフトを前提に作業を進めるのが大切です。
ココがポイント
後々の乗り換えリスクを考えると、本格的な業務のRPA化は有料ソフトを選ぶのもおすすめ
4-2.サポート体制が整っていない
RPAのフリーソフトでは、基本的にベンダーからのサポートを受けられません。もし受けられるとしても、サポートが有料だったり、いつ回答があるか分からなかったりと不便な思いをする人も度々見かけられます。
サポートを受けられないと、操作方法で不明点があっても自分で調べながら解決しなければなりません。そのため、業務を自動化できるまでに長い準備期間が必要になる可能性があります。
また、システムにトラブル発生すると、それらの対応もすべて自社で行う必要があります。場合によっては、すぐにトラブルを解消できずに被害が大きくなってしまう恐れも。
自社ですべて解決できるITリテラシーの高い企業でなら、フリーのRPAソフトでも使いこなせるかもしれません。しかし、IT知識に自信の無い方は有料ソフトの導入が無難だといえます。
4-3.日本語に対応したソフトが少ない
RPAのフリーソフトは国産ソフトが少なく、ほとんどが海外製品です。また、有名なベンダーが提供しているシステム以外は日本語対応しておらず、使い方もよく分からないケースが多々あります。
日本語に対応していないソフトは日本のユーザーがほとんどいないため、何か調べごとをするときも事例が少なく、十分な情報を得られないケースも少なくありません。さらに、上述したようにベンダーからのサポートも受けられないので、業務の自動化に失敗する恐れがあります。
選択肢は少なくなるものの、フリーソフトを利用する時も日本語に対応しているRPAソフトの選択がベストです。
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5-1.サポート体制が充実している
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